オープン外構とは?向いている人・向いていない人

公開日:2025/05/01 最終更新日:2025/05/12
向いている

オープン外構という言葉を聞いたことがあるでしょうか。オープン外構とは、マイホームの敷地内と外側の間に柵や塀などを置かず、オープンな状態にした構造のことです。反対に、柵や塀を立てて外部と隔てる構造はクローズド外構と呼ばれます。今回は、オープン外構の特徴について解説をします。

オープン外構のメリット・デメリット

オープン外構は、先にも述べたとおり、敷地の中と外とを隔てる柵や塀を設置しない構造のことです。オープン外構にはメリット・デメリットの両方が存在するため、それぞれ紹介します。

オープン外構のメリット

オープン外構のメリットとしてまずいちばんに挙げられるのは、開放感があることです。外構に柵や塀を立てると、どうしても閉鎖的で暗い印象が出てしまいます。実際に日光を遮ってしまうことで影ができてしまい、視覚的にも暗くなります。

また、風の通りも悪くなり、じめっとした空気になってしまうでしょう。一方でオープン外構では、日光が当たりやすく風も通りやすいため、より気持ちの良い空間を演出可能です。とくに狭い土地の場合は、柵や塀を立てることでより一層閉塞感が高まります。

このような場合は、オープン外構を選ぶことでより広さを感じる住まいにできることでしょう。さらに、オープン外構では、柵や塀を建てたりメンテナンスしたりするための費用を抑えられるメリットもあります。

オープン外構のデメリット

オープン外構の家には内側と外側を隔てる壁などがないため、容易に他人に侵入されてしまうデメリットがあります。たとえ悪意がなかったとしても、酔っ払いが間違えて侵入してしまったり、子どものいたずら被害にあったりすることも考えられます。

オープン外構でセキュリティ面に不安がある場合は、音の鳴りやすい防犯用の砂利を敷く、人感センサー付きの照明を使用する、防犯カメラを取り付けるといった方法でセキュリティを高めることが可能です。

また、昨今では個人の住宅でもセキュリティ会社のサービスを契約できるため、万が一のときに備えて検討してみるのもひとつの方法です。また、外から内部がよく見えるため、プライバシーがないと感じる場合もあるでしょう。人通りが多い場所では、クローズド外構の方がよいケースもあります。

オープン外構に向いている人の特徴

住む人や土地によって、オープン外構が向いているか、それともクローズド外構が向いているかは変わってきます。都心部などの狭小地に家を建てたいという場合、クローズド外構では狭さや暗さがより強調されてしまうため、オープン外構の方がおすすめです。

とくに、日当たりや風通しがあまりよくない場所であればなおさらです。都心部で広い土地に家を建てるとなると、かなりの費用がかかります。柵や塀があるかどうかで印象がかなり変わるため、なるべく費用をかけずに広さや開放感も確保したい場合はオープン外構にするとよいでしょう。

そうすることで、外構を設置するための費用やメンテナンスにかかる費用も一緒に抑えることができます。ただし、セキュリティ面に不安が残る場合は別途防犯のための策を講じましょう。

季節によって植物を育てたり庭を整えたりするのが好きな人は、オープン外構にして外部の人に見てもらえるような構造にするのもよいでしょう。オープン外構で建てた家でも、あとから柵や塀を設置することは可能です。

どうしても迷いがある場合は、オープン外構で暮らし始めてから必要に応じて設置を検討するのもひとつの方法です。

オープン外構に向いていない人の特徴

反対に、オープン外構に向いていない人もいます。セキュリティ面を気にする人であれば、外部からの侵入を防ぐためにクローズド外構にした方がよいでしょう。とくに小さな子どもがいる家庭では、よりセキュリティに配慮する必要があるでしょう。

そして、高級車を保有している家庭では、盗難やいたずらの被害を最小限にするためにも外構を設置するとより安心です。さらに、プライバシーを大事にしたい人にもオープン外構は向いていません。

とくに大きな窓や開放感のある建物の場合、どうしても外の通行人から中が見えてしまう可能性があります。人目を気にせず穏やかに暮らしたいという人の場合は、塀や壁を設置した方が安心な暮らしにつながるでしょう。

また、柵や塀がないことで、ゴミや落ち葉などが敷地内に入ってくることもあります。これに抵抗感がある場合も、クローズド外構の方がおすすめです。

まとめ

本記事では、オープン外構のメリット・デメリットについて詳しく見てきました。費用も安く抑えられる一方で、セキュリティに乏しいことや通行人から丸見えになってしまうリスクがあります。人や立地によって、オープン外構とクローズド外構のどちらが合うのかは違います。しかし、オープン外構は後からでも柵や塀を設置することが可能です。さらに、オープン外構の住宅の防犯力を高めるような商品やサービスも存在します。どうしても迷いが生じる場合は、まずはオープン外構にしてみて、必要に応じて外構を設置するといった方法をとることも可能です。

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